誓弘寺にお目見えした「双頭蓮」(京都府向日市上植野町)

誓弘寺にお目見えした「双頭蓮」(京都府向日市上植野町)

 吉兆を告げる2輪が、梅雨空の広がる街角に花を添えた。「双頭蓮(そうとうれん)」と呼ばれ、1本の茎から二つの花が咲く珍しいハスが、京都府向日市上植野町の誓弘寺でお目見えした。

 ハスは、寺の檀家総代で会社経営木ノ山高久さん(67)=同市上植野町=が栽培し、毎年寄贈している。6月下旬につぼみが二つあるのを確認したという。2日朝に花が開いた。

 府立植物園(京都市左京区)によると、双頭蓮は突然変異で生まれる希少な現象。古来縁起のいい花として親しまれているという。

 木ノ山さんは「何かと大変な時代だからこそ、地域の人に少しでもいいことが起きてほしい」と願いを寄せた。