薪ストーブを囲む山本さん(右)と里山ねっと・あやべの職員(京都府綾部市鍛治屋町・里山交流研修センター)

薪ストーブを囲む山本さん(右)と里山ねっと・あやべの職員(京都府綾部市鍛治屋町・里山交流研修センター)

 里山暮らしのアイテムとして京都府北部で購入者が増えている薪(まき)ストーブの正しい使い方を学べるユニークな大人の部活「薪ストー部」を、NPO法人里山ねっと・あやべが12月7日から、綾部市鍛治屋町の里山交流研修センターで始める。毎月集う「部員」を募集しており、「普及を促し、山の木を有効利用して、里山保全につなげたい」と話している。

 里山ねっと・あやべによると、薪ストーブは近年、ホームセンターやインターネットでも販売され、購入者が増えているが、部屋の大きさや用途に合わないストーブを選んだり、メンテナンスの重要性を理解せずに購入している人もいる、という。粗悪な煙突を購入したり、毎年の煙突掃除を怠ったりして火災を起こすケースも全国で起きている。
 「薪ストー部」は、薪ストーブの使用者や購入を考えている人が入部し、専門家で「火のあるくらし研究所」の山本大輔さん(48)と薪ストーブを月1~2回囲みながら、使い方や清掃を学ぶ。鋼板製と鋳鉄製のストーブの違い、薪の種類や調達法、30年以上使い続けていくための毎年と5年ごとのメンテナンス方法など、年間を通して興味が持てる内容をそろえている。
 山本さんは「100万円近いストーブを買っても使い方を誤って1年で壊してしまう人もいる。ストーブの奥深さを伝えたい」と話している。
 薪ストー部の初回は12月7日午前11時~午後1時。部員を10人募集中。入部希望者は里山ねっと・あやべへ。