歯に当てると音楽が聞こえる子ども向け歯ブラシ

歯に当てると音楽が聞こえる子ども向け歯ブラシ

京セラがライオンと共同開発した子ども向け歯ブラシがお披露目された説明会(東京都内)

京セラがライオンと共同開発した子ども向け歯ブラシがお披露目された説明会(東京都内)

 京セラは3日、ライオンと共同開発した子ども向け歯ブラシ「Possi(ポッシ)」の説明会を東京都内で開いた。歯に当てると音楽が聞こえるユニークな歯ブラシで、ソニーの起業支援プログラムを利用して作り上げた新製品。「子どもが嫌がる歯磨きを楽しい時間に変えたい」とし、商品化に向けてクラウドファンディングで資金を募る。

 ポッシは、電気を加えると振動に変換する京セラ製の圧電セラミック素子を先端部分に内蔵。持ち手には専用のデジタル駆動アンプを搭載し、スマートフォンなどと接続して利用する。振動が歯に伝わることで音楽が聞こえるため、歯ブラシを離すと音はしなくなる。大人が仕上げ磨きで使うことを想定している。

 京セラは昨年10月から支援プログラムに参加し、ソニー本社の専用オフィスに社員が常駐して製品開発を進めてきた。今年1月からはパートナーとしてライオンが加わり、ソニーは事業化に向けたノウハウの提供に加え、デザインやテーマ曲の制作でも協力した。

 京セラは3日から、ソニーのクラウドファンディングサイトで資金調達を始めた。目標額の2千万円を達成すれば、出資者にポッシのセットを送り、利用後の意見も踏まえて商品化を検討する。