ビニールの覆いがついたストレッチャーで、患者役の保健所職員を移送する病院関係者(京都府舞鶴市浜・舞鶴共済病院)

ビニールの覆いがついたストレッチャーで、患者役の保健所職員を移送する病院関係者(京都府舞鶴市浜・舞鶴共済病院)

 新型インフルエンザの発生を想定した訓練が29日、京都府舞鶴市浜の舞鶴共済病院で行われた。府中丹東保健所や病院の職員ら25人が患者の搬送や診察、関係機関との情報伝達などの手順を確認した。
 府中丹東、西保健所が各管内で交互に実施している。海外から帰国した同市内の30代女性が発熱やせきなどの症状を訴えている、との想定で行われた。
 患者役から連絡を受けた保健所の職員が、防護服姿で患者を自宅から病院に搬送。医師らが診察し、精密検査で新型インフルエンザの感染が判明した患者を、感染症指定医療機関の市立福知山市民病院に搬送するため、病院関係者がウイルスの拡散を防ぐビニール製の覆いがついたストレッチャーに乗せて病院内を移動した。
 府中丹東保健所の常盤和明所長は「迅速的確に対応できるよう訓練を繰り返し、発生した場合に備えたい」と話した。