おそろいの浴衣姿でお千度の参拝に訪れた芸舞妓たち(4日午前10時30分、京都市東山区・八坂神社)

おそろいの浴衣姿でお千度の参拝に訪れた芸舞妓たち(4日午前10時30分、京都市東山区・八坂神社)

 祇園甲部の芸舞妓が芸事の上達と夏の息災を願う「お千度」が4日、京都市東山区の八坂神社であった。京舞井上流家元の井上八千代さんと門下生約80人が白地に紺色をあしらったおそろいの浴衣姿で参拝し、梅雨の晴れ間を彩った。

 午前9時半ごろから芸舞妓が次々に訪れ、「おはようさんどす」とあいさつを交わした。本殿の周囲を回って祈願する人もおり、全員が本殿で神妙に頭を下げた。神事を終えた芸舞妓が境内に姿を見せると、華やかな雰囲気に包まれた。

 八千代さんは「(毎年新調する)浴衣は、雨があまり降らないよう番傘をあしらった柄にしました。祇園祭も祇園の花街もにぎにぎしくあるようお願いました」と話していた。

 お千度は井上流の門下生でつくる「みやび会」が祇園祭期間中に恒例行事として続けている。