滋賀労働局が29日に発表した滋賀県内の10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・02ポイント悪化の1・28倍だった。悪化は3カ月連続で、2年3カ月ぶりに1・2倍台になった。雇用情勢の一服感を受け、労働局は基調判断をこれまでの「改善が進んでいる」から「改善している」に下方修正した。
 有効求人数は同2・2%減の2万6096人と3カ月連続で落ち込んだ。有効求職者数も同0・8%減の2万346人と6カ月ぶりに減少に転じた。
 新規求人数(原数値)は前年同月比2・3%減。半導体や自動車部品関連の市況悪化が響き、基幹産業の製造業が9カ月連続のマイナス、3カ月連続の2桁減と振るわなかった。
 正社員の有効求人倍率(原数値)は前年同月比0・01ポイント上昇の0・88倍に改善した。