抽象表現のふすま絵などが展示された会場(京都市北区・府立堂本印象美術館)

抽象表現のふすま絵などが展示された会場(京都市北区・府立堂本印象美術館)

 大正から昭和にかけて京都画壇で活躍した日本画家、堂本印象の画業をたどる「DOMOTO INSYO―驚異のクリエイションパワー」(京都新聞など主催)が30日、京都市北区の府立堂本印象美術館で始まる。内覧会が29日に開かれ、新たな表現に挑戦し続けた印象の世界が紹介された。
 初期から晩年の代表作まで58点を展示。豪快に描かれた「風神」「瀬戸内海」といった竹林寺(高知市)のふすま絵は、印象の抽象画の到達点とされる。抽象画に転じる前、キュービズムの影響を受けた時代の作品や渡欧時のスケッチなども並び、作風の変遷をたどることができる。
 来年3月29日まで。年末年始と月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)。有料。会期中に展示替えがある。2021年に開催予定の印象生誕130年展に向け、会場で作品の人気投票を行う。