生八ッ橋「おたべ」の「美十」が開業する高級食パン専門店「別格」の店内(京都市中京区)

生八ッ橋「おたべ」の「美十」が開業する高級食パン専門店「別格」の店内(京都市中京区)

 京土産の生八ッ橋「おたべ」を製造販売する美十(京都市南区)は、高級食パン専門店「別格」を12月1日に中京区新町通錦小路上ルに開業する。食の多様化が進む中、ベーカリー事業に新規参入する。


 京都では外国人観光客が増える一方、看板商品のおたべの売り上げは近年伸び悩んでいる。パンの消費量が多い京都で新業態に挑み、地元顧客の開拓を図る。
 食パンはおたべで使う福井県の天然水で生地を練り、滑らかでしっとりとした舌触りに仕上げた。パン店のコンサルティングを手掛けるジャパンベーカリーマーケティング(横浜市)が商品開発などを担う。
 調理室を併設した店舗は約50平方メートル。プレーン味の「たなびき」(2斤864円)とレーズン味の「かぐわし」(同1058円)の2種類を販売する。今後、おたべに使うあんこを使ったパンも開発するという。