【資料写真】滋賀県庁

【資料写真】滋賀県庁

 滋賀県は4日、両頬の赤い発疹や微熱が出る伝染性紅斑(リンゴ病)の患者が増えているとして、県内全域に警報を出した。発令は2015年4月以来。妊婦が感染すると胎児異常や流産の恐れがあり、「風邪のような症状の人とは接触を避けてほしい」と、注意を呼び掛けている。

 リンゴ病は主に10歳未満の子どもが感染するが、成人もかかる。患者の咳(せき)やくしゃみからうつり、発疹の7~10日前に微熱など風邪のような症状が出る。

 今年は県南部を中心に5月から患者数が増え、6月24~30日の1週間に52人が発症し、報告数は例年の2倍という。同期間に大津市と甲賀・湖南市で1医療機関の平均患者数が2人を超え、警報の発令基準に達した。

 県によると、全国的にリンゴ病患者は増加傾向にある。ワクチンはないといい、県は「うがいや手洗い、マスクの予防を心掛けてほしい」としている。