卒業生が床下にタイムカプセルを置いていた桃山東小の体育館(京都市伏見区)

卒業生が床下にタイムカプセルを置いていた桃山東小の体育館(京都市伏見区)

 京都市伏見区の桃山東小が、卒業記念に校内で保管していたタイムカプセル13個を紛失していたことが4日分かった。同小は「校舎の改修工事に伴う荷物整理の際に誤って廃棄したようだ」とし、卒業生や保護者に説明会を開いて謝罪した。

 同小などによると、紛失したのは2008年度と10~14年度の計6年分の卒業生約400人が残したタイムカプセル。30~40センチ四方のプラスチック製ケースや缶などに、将来の自分に宛てた手紙や作文などを収めていた。タイムカプセルであることを示す紙も張っていたという。

 当初は体育館の床下スペースに保管していたが、17年に体育館の備品が無断で使用される騒ぎが起きたのを受け、校舎の資料室に移していた。昨年の校舎改修工事で資料室の荷物を整理する際、誤って廃棄する荷物の中に分類された可能性があるという。

 卒業生が今年3月、タイムカプセルを開封するため同小を訪れたのを機に紛失が発覚した。保護者は「大切な思いが詰まったタイムカプセルで、開封を心待ちにしていた卒業生もいた。やり場のない怒りを感じる」と憤る。

 広瀬容子校長は「荷物整理の手順の確認が不十分だった。卒業生や保護者の方には本当に申し訳ない」としている。