三浦館長と木村さんのトークショーを聞く参加者ら=京都市下京区・京都鉄道博物館

三浦館長と木村さんのトークショーを聞く参加者ら=京都市下京区・京都鉄道博物館

 鉄道を通してエネルギー問題について学ぶセミナーがこのほど、京都市下京区の京都鉄道博物館で開かれた。同館の三浦英之館長とテレビなどで活躍する「鉄旅タレント」の木村裕子さんのトークショーや館内ガイドツアーが催され、参加者が環境問題について考えた。
 セミナーは、府と「京と地球の共生府民会議」が主催した。
 トークショーでは、三浦館長が蒸気機関車から電車へと変遷してきた鉄道車両の歴史についてエネルギーの観点から説明。また、車内照明の発光ダイオード(LED)化や窓ガラスに断熱素材を使用するなど、省エネを実現するための工夫を示した。
 三浦館長は「鉄道も新しいエネルギーを取り入れ、CO2削減などの省エネに取り組んでいる」と語り、木村さんは「環境問題は難しいイメージがあるが、鉄道を通して考えると分かりやすく身近になる」と語った。
 同館学芸員によるガイドツアーでは、空気抵抗を減らすように改良された車体の形状や環境に配慮した貨物輸送の仕組みについて説明があり、参加者は理解を深めていた。