大津市がモデル実施する「キッズゾーン」表示のイメージ(市提供)

大津市がモデル実施する「キッズゾーン」表示のイメージ(市提供)

 大津市で5月に散歩中の保育園児ら16人が死傷した交通事故を受け、市は5日、ドライバーに注意喚起するエリア「キッズゾーン」表示のモデル保育園を設け、今月から全国に先駆けて取り組むと発表した。

 キッズゾーンは小学校周辺のスクールゾーンと同様、ドライバーに園児が通るエリアを知らせ、車両の通行を規制する。今回の事故後に市の要望を受け、国が全国に設置する方針を固めた。

 市は、事故の被害に遭った保育園と同じ法人が運営するレイモンド瀬田こども園(大江4丁目)など市内4園をモデルとする。園の周辺や交通量の多い散歩ルートの路面に文字を含んだ表示(最大縦2・5メートル、横2メートル)を、緑や白色の塗装で示す。9月ごろまで効果を検証した上で、本年度中に市内全153園(公立幼稚園を含む)に広げる方針。

 同日の定例会見で越直美市長は「子どもの安全のため一刻も早く進める。国とも連携して取り組む」と話した。ボランティアが子どもを見守る「キッズガード」も今月から市内2園をモデルに実施する。