約500人収容の観客席があり、バスケットボールのコート3面が取れるメインアリーナ

約500人収容の観客席があり、バスケットボールのコート3面が取れるメインアリーナ

 滋賀県は、2024年の滋賀国体に向けて、大津市上田上中野町に整備する新県立体育館の概要をこのほど発表した。メインアリーナはバスケットボールのコート3面が取れ、約5千人を収容できる観客席を設ける。現在の県立体育館のメインアリーナと比べ約1・5倍の広さとなる。来年10月に着工し、22年12月から利用できる。

 新体育館は、現体育館(ウカルちゃんアリーナ、同市におの浜4丁目)が老朽化し、手狭なため整備する。県立図書館などがある「びわこ文化公園都市」内の滋賀医大付属病院の南側で、延べ床面積約1万2800平方メートルの3階建て。メインアリーナ(約2900平方メートル)や、観客席200席のサブアリーナ(約1300平方メートル)、多目的に使えるスペース「森のテラス」、トレーニング室などを備える。駐車場は常設と臨時で計900台分。

 滋賀国体では、バドミントンやバスケットボール、体操競技の会場になるほか、バスケットボールBリーグ1部(B1)の滋賀レイクスターズが公式戦で利用する。災害時には避難所となる。

 事業は、公共施設の整備に民間資金を活用するPFI方式で、二つの企業グループが入札に参加した。選定委員会が金額や提案内容を審査し、今月、県内5企業を含む日立キャピタルグループが約97億円で契約することが決まった。県産木材を使う点や、利用しやすい開館時間(午前8時~午後10時)の設定、介護予防教室などスポーツにとどまらない活用法の提案などが評価されたという。

 県によると、PFI方式により、落札金額に設計と建設、約14年間の運営・維持管理費が一括で含まれるため、従来の別々に事業を発注していた手法より、約6・5%の費用が削減されるとしている。県は今後、新体育館の命名権(ネーミングライツ)の契約も検討していくという。