宝酒造が注力する抹茶アルコール飲料

宝酒造が注力する抹茶アルコール飲料

 宝酒造(京都市下京区)は、甲類焼酎で抹茶を割った「抹茶ハイ」の新商品を順次発売する。スイーツや飲料で注目を集める抹茶の人気を追い風に、茶葉を使った飲料に注力し、レモンサワーに次ぐ抹茶アルコール飲料ブームの到来を狙っている。

 飲食店用には消費者向けに先駆けて、先月25日、抹茶ハイが水で割るだけで作れる「宝焼酎の宇治抹茶のお酒」を発売した。ベースアルコールにこだわりの樽(たる)貯蔵熟成焼酎、原材料に京都の茶どころ宇治の抹茶を使用した。着色料は使わず、抹茶本来の色調と風味を生かした。抹茶の粉末を溶かす手間が省け、甘くない本格的な抹茶ハイが作れる。

 消費者向けには9月から、缶チューハイの「極上抹茶ハイ」3種類や、水で割って使う「極上抹茶ハイの素」、アルコール度数が高く甘口のリキュール「京都産抹茶のお酒『京都宇治抹茶』」を順次発売する。

 無炭酸のお茶割りの宝焼酎割りシリーズでも、飲み応えのある「宝焼酎の宇治抹茶割り」を商品に加える。辛口や甘口、味わいの濃淡など、さまざまなタイプをそろえる。広がりをみせる「抹茶アルコール飲料」という新市場を開拓、市場の活性化につなげたい構えだ。