ギャラリーに並ぶ個性的なデザインのタイル

ギャラリーに並ぶ個性的なデザインのタイル

全国の窯元で作られた色とりどりのタイルが並ぶ展示室(京都市下京区木津屋橋通西洞院東入ル・タイルギャラリー京都)

全国の窯元で作られた色とりどりのタイルが並ぶ展示室(京都市下京区木津屋橋通西洞院東入ル・タイルギャラリー京都)

 全国で作られた多彩なタイルを手に取り、素材の魅力や職人技を体感できる「タイルギャラリー京都」が9日、京都市下京区木津屋橋通西洞院東入ルにオープンする。個性的なタイルの魅力を知ってもらいたいと、業界団体が設立。消費者や建築関係者が、小さな窯元の作品とも出会える場作りを目指す。

 手がけるのは、全国のタイル貼り職人で作る社団法人マイスター(京都市伏見区)。タイルの製作・施工の現場では高齢化や後継者不足が深刻化しており、業界全体を活性化させようと約2年前から準備を進めてきた。

 ギャラリーは、まちづくりや建築の関係者が多く訪れる学芸出版社ビルの3階、約80平方メートルに開設。多治見(岐阜県)や有田(佐賀県)、信楽など全国の窯元約20社が100点以上を出展した。手作業で繊細な色彩や焼きムラを出したタイルや、花や葉をデザインした製品などが並び、来場者が自由に手にとって組み合わせを楽しむこともできる。

 業界では窯元が焼いた製品を大手企業が自社ブランドとして販売するケースが多いといい、個性的なデザインや工業規格外のタイルは消費者に届きづらいのが現状だ。同法人の山下曉彦代表理事(49)は「土質や色づけにより無限のデザインを楽しめ、何年も劣化しないのがタイルの魅力。全国で頑張る窯元を知ってもらう場にしたい」と力を込める。

 火・水・木曜の午前10時半~午後5時半開館。無料。問い合わせは山下さん090(3651)7317。