京都地裁

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 元国会議員秘書と共謀し、会社社長宅から現金1億円を奪ったとして、強盗致傷などの罪に問われた無職の女性被告(60)の裁判員裁判の判決が2日、京都地裁であった。入子光臣裁判長は「元秘書の犯行目的を知らなかった可能性を否定することはできず、共謀を認めるには合理的疑いが残る」として強盗致傷と住居侵入の罪を無罪とした。強要未遂罪については、ほう助を認定し、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役8年)を言い渡した。

 被告の女性は、元国会議員秘書の男(45)=同罪などで起訴=と共謀し、2010年9月29日、宅配業者を装い京都市左京区の不動産会社社長宅に押し入り、家人の女性(62)を縛るなどして軽傷を負わせ、現金1億円を奪ったとして起訴された。

 被告の女性は16年12月~17年1月、秘書の男と共謀し、家人の女性に面会を迫る手紙を送ったとする強要未遂の罪にも問われていた。