京セラは2日、三菱マテリアル子会社の三菱マテリアルトレーディング(東京)から宝飾品事業を来年4月1日までに承継すると発表した。主力の宝飾ブランドを引き継ぎ、事業拡大を図る。
 三菱マテリアルトレーディングが持つ商標権や製品在庫、顧客データなどを継承する。取得額は開示していない。
 同社の宝飾品事業は親会社の三菱マテリアルが1978年に始め、2015年に承継。「三菱ジュエリーコレクション(MJC)」として、指輪やネックレス、ブローチなど幅広い製品を展開しており、カタログ通販やオンライン販売のほか年6回の催事で平均8万~9万人を集客する。
 京セラは1974年にエメラルドの再結晶に成功し、再結晶宝飾を中心に店舗販売やネット通販などを手掛ける。三菱ブランドや催事のノウハウを取り込んで営業基盤を拡大し、2021年3月期の宝飾品事業の売り上げを2割伸ばす方針。