琵琶湖漕艇場の管理棟(大津市)

琵琶湖漕艇場の管理棟(大津市)

 老朽化している滋賀県立琵琶湖漕艇場(大津市玉野浦)の改築工事の入札が2回続けて不調となり、2020年秋の完成予定が遅れる可能性が出ている。21年5月には「ワールドマスターズゲームズ」ボート競技の開催が予定されており、県スポーツ課は「影響が出ないように進めていく」としている。


 同漕艇場は、24年滋賀国体(国民スポーツ大会)を見据え、県が事業費10億円で再整備を進めている。11月15日に行われた管理事務所と艇庫の改築工事の入札で、7社が4億7500万円~6億円を提示。いずれも予定価格を上回ったため、7社の最低金額のみ公表して20日に2回目の入札を行ったが、7社とも辞退した。その後、2社が提出した随意契約の見積もりも予定価格を上回った。県は再入札を行う方針。
 県内では建設業界の人手不足や資材高騰を背景に、入札不調が相次いでいる。県建築課は業者の聞き取りを行い、「工期や設計の見直しを含め、修正できる部分は修正する」としている。