思いの詰まった手紙が並ぶ会場(京都市左京区・みやこめっせ)

思いの詰まった手紙が並ぶ会場(京都市左京区・みやこめっせ)

 日本一短い手紙のコンクール「一筆啓上賞」の作品展が、京都市左京区のみやこめっせで開かれている。「先生」や「家族」をテーマにそれぞれの思いを込めた文面が、学校風にアレンジされた会場に並んでいる。

 コンクールは、電話やメールの普及で忘れられがちな手紙の魅力を伝えようと、丸岡文化財団(福井県坂井市)が1993年から毎年主催。これまでに全国から140万通超の応募があったという。同財団が作品展を京都で開くのは初めて。

 京都教育大が企画に加わり、会場を昔ながらの教室や和室をイメージした空間に模様替えした。黒板や学習ノートなどを使って、学生たちが抜粋した過去の入選作約100点を展示した。

 「先生はいろいろ助けてくれます。先生がピンチな時はぼくが助ける」「お父さんが毎日東京からかけてくれはる電話、ほんまはめっちゃうれしいんよ」などと率直な気持ちがつづられている。

 11日まで。午前9時半~午後5時(最終日は正午)。執筆コーナーもある。入場無料。