京都両洋-京都廣学館 延長12回裏京都両洋1死一、二塁 菊地が左中間にサヨナラの二塁打を放つ(太陽が丘)

京都両洋-京都廣学館 延長12回裏京都両洋1死一、二塁 菊地が左中間にサヨナラの二塁打を放つ(太陽が丘)

 第101回全国高校野球選手権京都大会は8日、わかさスタジアム京都など3球場で1回戦3試合と2回戦3試合を行った。

 太陽が丘で行われた1回戦の京都両洋対京都廣学館戦は、京都両洋が延長12回に11-10でサヨナラ勝ちした。

 「もうあかん」。五回を終え、京都両洋は3―10と7点を追っていた。投手陣が打ち込まれ、失策や暴投が絡んで失点し、ベンチの雰囲気は暗い。主砲の菊地は試合を諦めかけていた。

 潮目が変わったのは六回。2死満塁から都築が左前、竹松が右翼線に連打し4点差。さらに満塁となり、菊地が走者一掃の左越え二塁打で1点差に迫る。八回1死三塁、公庄主将が詰まりながら左前に運び、ついに同点に追いついた。

 だが、その後は好機を生かせない。五回からマウンドに立った背番号7の左腕三淵は我慢の投球。秋、春と背番号1を背負ったが、夏前に調子を崩した。「最後の試合になるかもしれない」と全力で投げた。公庄主将に毎回「次に絶対決める。この回が最後」と励まされ、踏ん張った。

 115球を投げ限界が近づいていた延長十二回。1死一、二塁から女房役の菊地が低めの変化球をとらえた。左中間を破るサヨナラ打。3時間45分の熱戦に終止符を打った。「投手が粘ってくれていた。絶対打ってやろうと思っていた」と興奮気味に語った。