会員らの大作が並んだ光風会展(京都市左京区・市美術館別館)

会員らの大作が並んだ光風会展(京都市左京区・市美術館別館)

 105回の歴史を誇る美術展「光風会展」(京都新聞など主催)が9日、京都市左京区の市美術館別館で始まった。絵画の寺坂公雄氏、工芸の桂川幸助氏ら有力作家をはじめ、京滋の会員、会友を中心に、絵画110点と工芸35点を展示している。

 同会は1912年に設立された。絵画は、四季の風景の中に清らかな水の流れの美しさを描いたり、路地や舞妓など京都らしい題材を選んだりした作品が目を引いた。工芸では、陶芸や染織など、多彩な色合いや重厚さを感じさせる作品が並んだ。

 第105回記念光風会展特別記念賞の森康夫氏の絵画「秋の里山(二番穂)」は、葉を落とした背景の木々と、収穫後の田に育つ緑の稲穂が対照的に描かれており、来場者が絵について語り合いながら鑑賞していた。14日まで。有料。13、14両日、絵画と工芸のギャラリートークがある。

 各賞は次のみなさん。

 【絵画の部】京都新聞賞=渡邉智恵(大阪府寝屋川市)▽光風会京都展賞=西村寿也(大津市)【工芸の部】京都新聞賞=小寺光代(大阪府八尾市)