鴨川の成り立ちや洪水の歴史について解説するロボット「タピア」(右)=京都市上京区・室町小

鴨川の成り立ちや洪水の歴史について解説するロボット「タピア」(右)=京都市上京区・室町小

 鴨川の美化に長年取り組む市民団体「鴨川を美しくする会」が9日、広報や教育活動用に導入したロボットを使った授業を、京都市上京区の室町小で初めて開いた。鴨川の歴史や災害についてロボットが流ちょうに語り、4年生約40人が熱心に耳を傾けた。

 同会では小学校などで授業を行う際のサポート役として、IoT(モノのインターネット)ロボット「タピア」を今年導入。同機は卵形でモニターにかわいらしい目が映し出され、同会の活動や鴨川の基礎知識を解説する。

 授業でタピアが鴨川の長さや地形の特徴、1935年の大洪水について話すと、児童は「人間みたい」と驚きつつ熱心にメモをとった。同会の杉江貞昭事務局長(74)は「今後は話せる知識を順次増やし、学校や街中での啓発活動に生かしたい」と話していた。