日本電気硝子が開発した無鉛、低融点の粉末ガラス

日本電気硝子が開発した無鉛、低融点の粉末ガラス

 日本電気硝子は、380度とガラスとしては低い温度で溶ける無鉛の粉末ガラスを開発した。水晶振動子など、鉛ガラスが使われている電子部品の封止を代替できる。欧州などで強まる環境規制を見据え、先行的に取り組んだ。2020年度の量産化を目指す。
 ガラス原料の二酸化テルルを主成分に、三酸化モリブデンを配合。従来、封止に使われる無鉛ガラスの融点とされる450度を、大きく下回る温度で溶ける組成を開発した。樹脂や金属の熱接着材料と比べ、熱膨張の度合いを広く調整できるため、セラミックスや金属など、さまざまな材料に対応できる。
 粉末のほか、液体、錠剤で販売する。すでにサンプル出荷を始めている。4~6日に千葉県で開催される「第3回接着・接合エキスポ」に出展する。