南陽-海洋 4回裏海洋1死一塁、福元の時に一走西上をけん制アウトにする一塁手の西垣(左)=あやべ

南陽-海洋 4回裏海洋1死一塁、福元の時に一走西上をけん制アウトにする一塁手の西垣(左)=あやべ

 第101回全国高校野球選手権京都大会は10日、わかさスタジアム京都など3球場で2回戦7試合を行った。

 あやべで行われた2回戦の海洋対南陽は、海洋が5-4で南陽に競り勝った。

 南陽はピンチになると、内野手たちはマウンドに集まった。ユニホームの文字はすべて「南陽」。昨秋、今春と連合チームで戦い、初めて単独で挑んだ夏だ。競り負けたものの一体感ある守備を随所に見せ、1勝を追いかけた。

 二回。バントの小飛球を捕った先発の寺田宗が二塁へ送球し、飛び出した二走をアウトにして併殺完成。四回には一走をけん制で刺した。寺田宗は「単独になっていっぱい練習した成果」。盗塁を阻止した捕手の山口主将も「単独で出場でき、2、3年の(勝ちたい)思いは強かった」と語る。

 連合での経験もプラスになった。合同練習は週末に限られ、個々の練習で身体能力を高めた。各校のコーチから指導を受け、知識も増えた。古園監督はチームをまとめる大切さを強調する。「3年が1年を引っ張れるようになった。連合に成長させてもらったチームです」

 九回には松本、寺田宗の連打などで2点をもぎ取った。必死になって戦う3年生たちの背中を、9人の1年生たちは間近で見届けた。

 試合後。15人は笑顔で一緒に写真に納まった。