八幡工-高島 5回表八幡工1死満塁、北の左犠飛で三走中村(右)が高島の捕手門脇のタッチをかいくぐり生還=皇子山

八幡工-高島 5回表八幡工1死満塁、北の左犠飛で三走中村(右)が高島の捕手門脇のタッチをかいくぐり生還=皇子山

 第101回全国高校野球選手権滋賀大会は10日、皇子山、彦根の両球場で1回戦4試合を行った。

 皇子山で行われた1回戦の八幡工対高島は、八幡工が4-2で高島に競り勝った。

 昨秋と今春8強の高島は守備のほころびに泣いた。思わぬミスが失点につながり、捕手の門脇は「試合が相手ペースで進み、守備が窮屈になった」と悔しがった。

 リズムが狂い始めたのは三回。1死二塁からゴロを捕球した三塁手の馬場が送球を一瞬、迷った。一、三塁ともセーフとなり、続く犠飛で先制を許した。四回も1死二塁から一塁手・小島の送球ミスが失点に直結し、五回の失点も悪送球が絡んだ。いずれも先頭打者に安打で出塁を許し、野手が浮き足立った。三塁手の次男と親子で出場した馬場監督は「いつもはあり得ないミスが起きた。これが夏」と唇をかんだ。

 近隣から通う生徒が大半の公立校で、選手は24人と多くないが、今年は地力のあるメンバーがそろった。春はエース古谷が肩を痛めながら、2番手の中村らが成長して8強入り。「人数は少なくても練習は楽しくて、良いチームだった」と大岡主将。古谷は「甲子園を目指すチームだと思っていた。悔しい」と、涙に暮れるナインを代弁した。