AEDによる応急措置や人工呼吸の訓練を行う舞妓たち(京都市上京区・上七軒歌舞練場)

AEDによる応急措置や人工呼吸の訓練を行う舞妓たち(京都市上京区・上七軒歌舞練場)

 京都市上京区の上七軒歌舞練場で11日、芸舞妓が初期消火や人命救助の手順を学ぶ訓練が行われた。自動体外式除細動器(AED)による手当てを実践し、万一の火災に備えた。

 夏の文化財防火運動(12~18日)に合わせ、木造建築が密集する上七軒で上京消防署が毎年実施。今回はビアガーデンの厨房から出火し、泥酔した客が意識を失ったとの想定で、芸舞妓ら約10人が訓練に当たった。

 舞妓は「火事どす」と声を上げて客の避難誘導を練習した後、消火器とAEDの使い方や、人工呼吸のこつを熱心に学んだ。梅さなさん(16)は「応急処置の大変さが身にしみて分かった。緊急時は自分にできることから協力したい」と話していた。