北陸新幹線のルートや事業の見通しについて質問が出た説明会(京都市東山区のホテル)

北陸新幹線のルートや事業の見通しについて質問が出た説明会(京都市東山区のホテル)

 北陸新幹線敦賀-新大阪間の建設を担う独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は3日、環境影響評価(アセスメント)の具体的な内容をまとめた方法書の説明会を京都府内2カ所で開いた。敦賀-新大阪間の大まかなルート案が固まって以降、一般向けでは初の説明会で、12月25日まで、ルートとなる可能性がある府内9市町で計33回開催する。


 京都市東山区の会場では約10人が参加した。同機構は、事業による振動や騒音、地下水などへの影響についての調査方法や事業概要を映像で紹介。京都市内の駅について、東海道新幹線や在来線などとの乗り継ぎを考慮し、JR京都駅に併設する形で地下に設置することも説明した。
 示されたルート案が京都駅付近で直径12キロもの幅があるため、参加者から「東山区の地下も通るのか」と質問があり、同機構は「ルートを絞れておらず、通過する可能性を考え検討している」と回答した。
 別の参加者が「アセスの結果、事業を見直す可能性はあるのか」と問うと、同機構は「アセスは環境により良い事業計画を作るのが前提。事業がふさわしいかは事業主体として答える立場にない」とした。
 方法書は同機構ホームページで公表しており、1月8日まで意見を公募する。