ミツフジとワコールが共同開発した女性用下着「iBRA」(大阪市内)

ミツフジとワコールが共同開発した女性用下着「iBRA」(大阪市内)

 西陣織の帯製造がルーツの繊維メーカー、ミツフジ(京都府精華町)と女性下着大手ワコール(京都市南区)は、身に付けるとストレス計測ができるウエアラブル型ブラジャー「iBRA(アイブラ)」を共同開発した。働く女性の健康管理に役立てる狙いで、ミツフジが近く法人向けに販売する。

 ワコールが展開するノンワイヤブラジャーをベースに、ミツフジが生体情報を検知する電極テープを縫い付けた。着用時に心拍数などを計測し、無線通信を介してタブレット端末などでデータを確認できる。ミツフジが医療機関と開発した独自の演算ノウハウで取得情報を解析し、ストレスを数値化する。

 開発には、航空会社ピーチアビエーション(大阪府泉佐野市)の客室乗務員10人がテストに協力。どんな場面や時間帯にストレス値が高まるかも検証した。

 多くの女性が働く企業向けの従業員健康管理用途を想定し、ブラジャーと専用のデータ送信端末、モニタリングサービスをセットで提供する予定。ミツフジは「女性のストレスや体調を『見える化』できれば対策も考えやすい。離職防止や健康経営の推進に生かしてほしい」としている。