ハスの茎をストローのように吸って、葉に注がれた日本酒を楽しむ参拝者たち(京都府宇治市莵道・三室戸寺)

ハスの茎をストローのように吸って、葉に注がれた日本酒を楽しむ参拝者たち(京都府宇治市莵道・三室戸寺)

 ハスの葉を杯にして、茎から酒を味わう「蓮(はす)酒を楽しむ会」が12日、京都府宇治市莵道の三室戸寺であった。ハスに囲まれた境内で、参拝者が風流な一杯を堪能した。

 同寺では、ハス約100種250鉢ほどを育てる。蓮酒は中国から伝わった行事とされ、観光客や地域住民に楽しんでもらおうと、20年ほど前に始めた。

 白や淡いピンクの花が咲く中、参拝者たちは日本酒が注がれたハスの葉を高く上げ、茎をストローのように吸って、ほろ苦い酒をゆっくりと楽しんでいた。

 毎年訪れるという女性(70)=同市宇治=は「ハスを見ながら、茎の中をじわじわと通る日本酒を飲むのは格別です」と喜んでいた。