コントローラーをほうきに取り付けてゲームを操作する子ども(兵庫県西宮市・キッザニア甲子園)

コントローラーをほうきに取り付けてゲームを操作する子ども(兵庫県西宮市・キッザニア甲子園)

 任天堂は12日、子ども向け職業体験施設「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)にパビリオンをオープンした。自社のゲーム機やソフトに触れてもらい、ファンを増やす戦略の一環。17日にはキッザニア東京(東京都江東区)にも進出する。

 キッザニアはさまざまな仕事を通じて報酬を得る「労働」を疑似体験できる施設で、任天堂が国内で出展するのは初めて。子どもたちはゲーム会社で働く「クリエイター」として、ゲームの仕組みや遊び方を学ぶ。

 同社の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けのソフトで、段ボールで組み立てる「ニンテンドーラボ」を応用する。傾きを検知するジャイロセンサー内蔵のコントローラーをヘルメットやほうき、ハンガーなど好きな物に取り付け、レーシングゲームを操作する。

 初日のこの日はキッザニア甲子園で記念セレモニーがあり、パビリオンでは大勢の子どもが目を輝かせてゲーム制作の仕事に熱中した。任天堂の柴田聡取締役は「ゲームに興味を持ってもらい、クリエーティブな発想も養うことができれば」と力を込めた。