コドモトが作製した「こどもステーション」を一覧にした地図

コドモトが作製した「こどもステーション」を一覧にした地図

 祇園祭の宵山期間や山鉾巡行の日に、京都市中心部で親子連れが安心して授乳やトイレ利用などができる場所を「こどもステーション」として一覧にした地図を、京都市の母親らのグループが作った。一帯にある約30の商店や金融機関などに協力を呼び掛け、小さな子ども連れでも京都の歴史ある祭りを楽しんでもらうようにする。

 地図を作ったのは母親らのグループ「コドモト」。代表の山本安佳里さん(35)=左京区=は、かつて自身が子ども連れで祇園祭の宵山に出掛けた際、授乳可能な場所やおむつを替えられるスペースがどこにあるか分からず困った経験を持つ。このためコドモトを結成し、2017年から毎夏、山鉾町周辺の商店などに呼び掛け、「こどもステーション」として登録してもらい、地図を作製している。

 従来は前祭(さきまつり)と後祭の宵山の数日間に山鉾町を訪れる親子連れを想定していたが、今年は7月末まで続く祇園祭のさまざまな神事や行事を知ってもらおうと、ステーション設置期間を31日までに延長してもらった。

 7月上旬までに東西は木屋町-西洞院通、南北は押小路―万寿寺通のエリアを中心に33カ所の協力を取り付けた。各店舗が本業との兼ね合いを考えながら協力可能な日時を申し出たという。

 山本さんは「取り組みは3年目を迎え、できることだけでも協力したいと名乗り出てくれる場所が増えてきた。7月いっぱい続く祇園祭に親子で触れてもらえれば」と話す。

 地図はA3判で3500部発行。15、16日に京都信用金庫本店(下京区四条通柳馬場東入ル)で配布する。コドモトのホームページhttps://kodomoto-tsunagu.com/でも詳細な場所や利用可能な日時を知ることができる。