祭りの後で美山中の生徒2人(前列中央)を囲んで記念撮影するグリップスコウ市国民学校の生徒たち(今年2月、デンマーク・ヘルシンゲ)

祭りの後で美山中の生徒2人(前列中央)を囲んで記念撮影するグリップスコウ市国民学校の生徒たち(今年2月、デンマーク・ヘルシンゲ)

 デンマークとの交流を進めている南丹市美山町の住民団体「美山・森の教育プロジェクト」は、子どもたちの国際交流を支える資金を確保するために、住民からコメの寄付を募って販売する「美山おこめ・デ・サポート」事業をスタートさせた。

 同プロジェクトと美山まちづくり委員会は2016年から美山町によく似たデンマーク・グリップスコウ市ヘルシンゲと交流している。住民の相互訪問や駐日デンマーク大使らを招いて田植えや稲刈りを実施。今年2月には初めて美山中生徒2人がヘルシンゲの学校に1週間留学し、中身の濃い交流を体験してきた。

 わずかな期間でも異文化に直接触れて心を通わせることで、子どもたちが美山の価値や可能性に気付き、町を元気にしていく力にもなる―と、ミニ留学の継続とヘルシンゲの子どもたちを招くことを決めた。

 そのために資金が必要で、町内の生産者から玄米かモミを1袋(30キロ)以上寄付してもらい、5キロ、10キロ単位で、相場価格でネット販売する。店頭販売も予定しており、交流のシンボルとして町内に設けた田んぼから収穫したコメも販売する。現金での寄付も受け付ける。

 代表の古北真里さん(41)は「地域みんなの力で子どもたちの成長を支え、美山の未来につなげていきたい」と協力を呼び掛けている。