太鼓を打ちながら神楽を舞う奴たち(京都府南丹市美山町田歌・八坂神社)

太鼓を打ちながら神楽を舞う奴たち(京都府南丹市美山町田歌・八坂神社)

 京都府南丹市美山町田歌(とうた)の八坂神社で例祭・祇園祭が14日、営まれ、府登録無形民俗文化財の「田歌の神楽」が奉納された。360年以上続いている神事で、地元の人たちが扮(ふん)した奴(やっこ)やひょっとこたちがユーモラスなしぐさで舞い、大勢の観客の笑いを誘った。

 豊かな実りや子孫繁栄を願って毎年7月14日に催されている。神楽の出演者は持ち回りの当番家「宿」で衣装を身に着けて準備万端。宮司を先頭に鬼役の子ども、てんぐ、奴、ひょっとこ、お多福らの一行が八坂神社までを練り歩いた。

 途中、奴が「ヤトーセー ヤトーナ」の掛け声とともに奴振り。神前では氏子らが笛に合わせて太鼓を打ち鳴らす伝統の神楽を披露した。