雨の中、傘を差して駒形提灯がともされた「宵々々山」を楽しむ人たち(14日午後7時33分、京都市下京区・新町通綾小路下ル)

雨の中、傘を差して駒形提灯がともされた「宵々々山」を楽しむ人たち(14日午後7時33分、京都市下京区・新町通綾小路下ル)

 祇園祭の前祭(さきまつり)は14日、宵々々山を迎えた。夕方になると京都市中心部に立つ23基の山鉾で駒形提灯がともり、「動く美術館」と形容される豪華な懸装品(けそうひん)が、強まる雨脚で輝きを増した。

 宵山期間の初日は四条通と烏丸通に歩行者用道路(歩行者天国)は設けられず、露店の出店もなかった。3連休の中日だったが、人出は2万8千人(午後9時現在、京都府警調べ)で昨年の6万3千人を大きく下回った。

 山や鉾が並ぶ室町通や新町通では「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)と授与品を売る子どもたちの声が響いた。傘を差した市民や観光客が会所飾りを楽しみ、厄よけちまきや御朱印を求めていた。宵山期間は16日まで続く。15、16日の午後6~11時は四条通と烏丸通の一部が歩行者天国になる。