長刀鉾の稚児係に支えられながら模擬の縄に日本刀を振り下ろす稚児の中西君(京都市下京区・長刀鉾会所)

長刀鉾の稚児係に支えられながら模擬の縄に日本刀を振り下ろす稚児の中西君(京都市下京区・長刀鉾会所)

 祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)の稚児、中西望海君(10)が15日、巡行当日に行う注連縄(しめなわ)切りの練習を会所と鉾の上で行った。

 稚児の中西君は、浴衣姿で補佐役の禿(かむろ)の杉本崇晃君(11)と竹内瑛基君(9)とともに練習に臨んだ。中西君は、長刀鉾の稚児係から作法を学び、「鉾の上では堂々と」「八坂神社に視線を送って」と注意点を教わった。

 竹みつで試した後、本番同様の日本刀に持ち替え、重さを実感しながら振り下ろす練習を行った。さらに会所前に組み立てられた鉾に移り、鉾の上で模擬の縄を切った。模擬の縄がスパッと両断されると観衆からは大きな拍手と歓声がわき起こった。

 練習を終えた中西君は「鉾の前部に乗れるのがうれしい。巡行が楽しみ」と語った。