京都市下京区の武田病院が10月、患者158人分の個人情報が書かれた書類を紛失していたことが4日、分かった。該当の患者には謝罪し、情報が悪用された形跡はないという。


 同病院によると、紛失したのは、2012年12月から14年2月に画像診断センターを受診し、直近5年以上来院していない患者の書類。問診票や保険証の写し、検査依頼書などで、氏名や住所、既往歴、臨床経過、病理所見などが書かれているという。
 10月4日、廃棄物処理業者が書類を入れた段ボール箱を運搬中にトラックの荷台から落とし、伏見区内の道路で4・6キロにわたり散乱した。業者や病院職員らが回収したが、158人分を見つけられなかった。10月15日に病院ホームページで経過を掲載した。
 病院と業者は落下防止のため荷台に積み込む高さを決めているが守られず、立ち会った病院職員も見落としたという。同病院総務部は「再発防止に努め、信頼回復に全力で取り組む」としている。