死んだバイカルアザラシの「マリ」(琵琶湖博物館提供)

死んだバイカルアザラシの「マリ」(琵琶湖博物館提供)

 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市)は4日、飼育展示していたバイカルアザラシ「マリ」が死んだと発表した。10月に妊娠が確認されており、合併症による急性腎不全が死因とみられる。

 マリは16歳のメスで、同い年のオス「バイ」と共に2016年7月、同館のリニューアル時にマリンワールド海の中道(福岡市)から譲り受け、来館者の人気を集めていた。妊娠後の体調に異常はなかったが、今月2日に食欲不振がみられ、3日朝に死んでいるのを飼育員が見つけた。

 バイカルアザラシは、琵琶湖と同じ古代湖であるロシアのバイカル湖にのみ生息する固有種。死産や流産が多いことで知られ、マリも流産の経験があった。同館のアザラシはバイだけになった。