京都国立博物館で「京まふ」をPRする実行委員会のメンバーら(京都市東山区)

京都国立博物館で「京まふ」をPRする実行委員会のメンバーら(京都市東山区)

 西日本で最大級の漫画、アニメの祭典「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2019」が9月21、22の両日、みやこめっせ(京都市左京区)を主会場に開催される。市などでつくる実行委員会は、ファン層の拡大に向けて多彩なイベントを打ち出して両日で4万5千人の来場を目指す。

 京まふは、コンテンツ産業の振興と漫画・アニメの担い手育成、海外発信などを目的とした総合見本市。8回目の今年は出版社やアニメ制作会社など64社・団体がブース出展する。

 市などでつくる実行委員会は16日に今年の概要を発表した。今回は新たなファンの開拓を掲げ、東映太秦映画村(右京区)が初めて特別会場に加わる。人気漫画とコラボレーションし、スタンプラリーなどで親子連れの取り込みを図る。

 また、動画投稿サイト「ユーチューブ」ファンの獲得に向け、イベントのPRを担う「京まふおこしやす大使」に、「バーチャル(V)ユーチューバー」として活躍するCGキャラクターのアイドル2人も起用した。

 昨年に続き、漫画家志望者が自らの作品を出版社の編集者に売り込む「マンガ出張編集部」や、京都を拠点とするアニメ、ゲーム制作会社への就職説明会も開く。漫画家デビューの登竜門として創設した「京都国際漫画賞」は、前回までの国内、海外両部門を統一。新たに「イラスト部門」を設け、最終日に表彰式を開く。

 京都国立博物館(東山区)で開いた記者会見にはVチューバーの樋口楓さん、本間ひまわりさんが画面上に登場し、京まふの魅力をアピールした。実行委員長を務める松谷孝征・手塚プロダクション社長は「外国人も大勢訪れる『京まふ』は東京ではまねできない。漫画・アニメ文化の発展や人材育成につなげたい」と力を込めた。