秋吉久美子さんが考案したコンセプトを基に制作された和束町オリジナル茶器セット

秋吉久美子さんが考案したコンセプトを基に制作された和束町オリジナル茶器セット

コンセプトに基づくデザインについて説明する陶芸家の津田さん(京都府和束町役場)

コンセプトに基づくデザインについて説明する陶芸家の津田さん(京都府和束町役場)

 宇治茶の主産地である京都府和束町が「町オリジナル茶器セット」の制作を進めている。以前に同町を訪れた女優の秋吉久美子さんがコンセプトを考案し、京焼・清水焼の作家が制作した。ふるさと納税の返礼品や一般販売を予定している。

 和束茶を飲んでもらうきっかけ作りとして町が企画した。秋吉さんは2010年、早稲田大公共経営研究科が同町で開いた夏季集中講座に同科修了生として参加した。こうした縁から協力を依頼した。
 秋吉さんが考えたコンセプトを基に、府立陶工高等技術専門校(京都市東山区)の仲介で陶芸家の津田友子さん(44)=京都市右京区=がデザインや制作を担当。町の集落をイメージした「宝瓶(ほうひん)」、空と川をイメージした青い「湯冷まし」、茶が中国や朝鮮半島から伝わってきた歴史に思いをはせた黄金色の「湯飲み」の計3点を作った。
 町は来年度からふるさと納税の返礼品にする予定。同じコンセプトに基づき、価格を抑えた茶器も制作して販売することも検討している。