八坂神社石段下で行われた神輿の「差し回し」(17日午後6時30分、京都市東山区)

八坂神社石段下で行われた神輿の「差し回し」(17日午後6時30分、京都市東山区)

掛け声に合わせ豪快な辻回しを披露する函谷鉾(17日午前10時10分、京都市下京区四条通河原町交差点)=撮影・安達雅文

掛け声に合わせ豪快な辻回しを披露する函谷鉾(17日午前10時10分、京都市下京区四条通河原町交差点)=撮影・安達雅文

 祇園祭の神幸祭が17日夜、京都市中心部で行われた。東山区の八坂神社を出発した3基の神輿(みこし)が威勢の良い掛け声と飾り金具を響かせながら氏子地域を練り歩き、下京区四条通寺町東入ルの御旅所に向かった。

 午後6時すぎ、中御座、東御座、西御座の3基は西日を浴びて石段下にそろった。ねじり鉢巻きに白い法被姿の担ぎ手たちが「ホイットーホイット」の掛け声とともに頭上の神輿を前後に繰り返し揺さぶり、「まーわーせー」の号令に応じてゆっくり旋回を重ねる「差し回し」を披露した。歩道を埋めた人たちに熱気と興奮が伝わり、拍手が湧き起こった。

 3基はそれぞれの経路を進んだ。祇園一帯や河原町通などを経て、深夜には御旅所に再び勢ぞろいした。24日の還幸祭で神社に戻る。