齋藤眞成さん

齋藤眞成さん

 自由な画風で関西洋画界に独自の地位を占め、真如堂(真正極楽寺)貫主も務めた齋藤眞成(さいとう・しんじょう)氏が11月19日、京都市右京区の病院で死去した。102歳。名古屋市出身。密葬は済ませ、本葬を来年1月23日午前11時から左京区浄土寺真如町82の真如堂で行う。本葬の喪主は奥村慶淳真如堂貫主。
 1940年に龍谷大文学部を卒業。在学中から絵を始め、太田喜二郎に師事。52年に行動美術協会会員となり、渡欧体験後、「ベトナムの炎」など社会的なテーマの作品を発表。95年に退会するが、一貫して、胸中のイメージを奔出させた表現主義的な絵画や、具象や抽象にとらわれない奔放自在な魂の絵画を描いた。
 海外でも評価が高く、国内外で多数の作品展を開催した。100歳を迎えた2017年に京都市内で個展を開いた。京都教育大特修美術科教授も務めた。真如堂東陽院名誉住職。