ホテル化される計画がある元植柳小(奥)。手前の公園地下に体育館を整備し、避難所にする案が波紋を広げる=京都市下京区[LF]

ホテル化される計画がある元植柳小(奥)。手前の公園地下に体育館を整備し、避難所にする案が波紋を広げる=京都市下京区[LF]

 京都市下京区の元植柳小跡地を活用したホテル建設計画について、京都市は17日、事業提案をしていた安田不動産(東京)と基本協定を結んだ。今後、市と同社、地元住民たちによる3者の協議で計画の細部を詰めていく。

 タイの高級ホテル「デュシタニ」の誘致を掲げている同社の計画には、災害時の避難所に指定されている体育館を近くの公園地下に再整備する内容が含まれているため、一部の住民が災害避難時の不安を訴え、反対している。

 締結式で、門川大作市長は「(住民にとって)安心安全、危機管理は極めて大事。改めてしっかり説明したい」と語った。安田不動産の中川雅弘社長は、体育館の地下化撤回については「現段階では考えていない」と述べた。

 ホテル建設は、3者が合意した後で着工する。開業時期は未定。