舞鶴市の名所や特産品、歴史について呉市の中学生に紹介する若浦中の生徒たち(舞鶴市大波下・若浦中)

舞鶴市の名所や特産品、歴史について呉市の中学生に紹介する若浦中の生徒たち(舞鶴市大波下・若浦中)

 明治時代に旧海軍拠点の鎮守府が置かれた旧軍港4市の一つ、広島県呉市の中学生が5日、修学旅行で京都府舞鶴市を訪れ、若浦中(同市大波下)の生徒たちと同中で交流した。戦争の歴史や特産品、観光名所など、ふるさとを紹介し合い、互いのまちへの理解を深めた。

 訪れたのは、呉市の宮原中2年生42人。同じ旧軍港の歴史を持つ舞鶴市の中学生との交流を希望し、若浦中への訪問が初めて実現した。同中では2年生32人が出迎えた。
 宮原中の生徒らは、動画やスライドを使って、市内にある赤れんが造りの建物や同市で戦艦大和が建造された歴史を紹介した。若浦中は、引き揚げ時の様子や、舞鶴引揚記念館で取り組む語り部活動について説明。前身の大浦中の生徒が引き揚げ者を迎える際に歌った歌を披露し、宮原中生徒が聞き入った。
 若浦中の男子生徒(14)は「海自カレーや赤れんが建物など接点が多くて驚いた。戦争の歴史に興味があるので呉市に行ってみたい」、宮原中の男子生徒(13)は「カキといった地域の特産品も似ている。舞鶴市についてもっと調べたい」と話した。