【資料写真】大津地検(大津市)

【資料写真】大津地検(大津市)

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、入院中の男性患者=当時(72)=の人工呼吸器を外して死亡させたとして殺人罪で服役後、3月に再審開始が確定した元看護助手西山美香さん(39)の再審公判に向けた大津地裁と大津地検、弁護団による第3回三者協議が18日、地裁であった。終了後に弁護団が会見し、検察側が西山さんの自白の信用性を再び立証する方針を示したことを明らかにした。

 弁護団によると、検察側が12日に提出した立証方針の書面に記されていた。

 「故意にチューブを外した」などとする西山さんの自白を巡っては、再審請求審で、捜査段階で取り調べた警察官や検察官による誘導に迎合した可能性があるとして、大阪高裁から疑義が呈された。

 再審公判で、弁護団はこれらの自白に関して証拠の排除を求める方針。既に検察側が再立証方針を示している死因とともに争点になる見通しとなった。

 大津地検は取材に対し、「非公開の協議なので答えられない」とした。