京都府南部の山城地域で路線バスを運行する京都京阪バス(京都府八幡市)が、12月11日にダイヤ改正を行い、土曜・休日の運行便数を2割超減らす。運転手不足に加え、働き方改革での休日取得を進めるためという。

 ダイヤ改正は、土曜・休日の昼間の運行間隔を開け、便数を間引くのが中心。土曜726便のうち197便を、休日687便のうち194便を減らす。

 乗客が最も多い京阪宇治駅-近鉄大久保-久御山町役場前-京阪淀駅の路線は、京阪宇治駅発の午前7時台から午後7時台(京阪淀駅発は午後6時台)までを20分間隔から40分間隔に。その間隔が最も開くのは、京阪宇治駅-宇治文化センター-太陽が丘と、JR黄檗駅-京阪宇治駅の2路線で、60分間隔が120分間隔になる。

 また複数路線で始発時刻を繰り下げ、終発時刻を繰り上げる。近鉄大久保-宮ノ谷・深谷(城陽市)の路線では、最大で終発が60分前倒しとなる。

 平日は841便のうち4便減にとどめる。京阪宇治駅-文化センター-維中前・工業団地(宇治田原町)の路線などで減便する。

 同社によると、今年4月にも、運行の効率化を目的に、始発繰り下げと終発繰り上げのダイヤ改正を実施した。しかし、現行ダイヤの維持には運転手120人が必要で、20人前後が不足している状態という。より待遇の良い自治体バスへの運転手流出もあり、同社は「運転手不足が改善しない。通勤通学に影響がない土曜・休日のダイヤ改正をせざるを得なかった」としている。