笠置町役場(京都府笠置町)

笠置町役場(京都府笠置町)

 京都府笠置町は6日、必要な町議会の議決を経ずに物品を購入する法令違反が2007年度以降、5件あったと発表した。関係した複数の職員が法令を認識していなかったことが原因という。購入契約を追認する議案を11日開会の町議会12月定例会に提案する。

 地方自治法や条例で、予定価格が700万円以上の動産の買い入れは町議会への提案が必要と定める。

 町によると、議決を経ずに購入契約を結んだのは、2007年度1件、08年度1件、18年度2件、19年度1件の計5件。防災用備蓄倉庫や町営テレビの編集機器、パソコンなどの購入契約で、予定価格は790万~2700万円だった。

 木津川市であった同様の事案を受け、調査して発覚した。町の財務会計システムで調査できる06年度以降、700万円を超える動産購入はこの5件だけで、全て議会に提案していなかった。議案は担当課の複数職員や副町長、町長がチェックするが、いずれも法令を認識していなかったという。

 これを受け、当該担当課の当時の課長3人を6日付で戒告の懲戒処分にした。07、08年度当時の担当課長はすでに退職している。管理監督責任を問い、町長を減給10分の1(1カ月)、副町長を同20分の1(1カ月)とする議案も定例会に提出する。