3年の試行錯誤を経て商品化した「鶴昇丸かき濱煮」(京都府舞鶴市北吸・市役所)

3年の試行錯誤を経て商品化した「鶴昇丸かき濱煮」(京都府舞鶴市北吸・市役所)

 京都府舞鶴市の漁師らが、舞鶴湾で養殖されたこだわりのマガキを味わってもらおうと、カキを地酒などで煮た「鶴昇丸かき濱煮(はまに)」を開発した。7日から4月下旬まで期間限定で営業する同市佐波賀のかき小屋「鶴昇丸」で販売する。

 舞鶴のカキを年間通じて楽しんでもらい、魅力を発信しようと、漁師の河畑貴政さん(29)=同市佐波賀=や、水産庁の「お魚かたりべ」として活動する食品加工会社元代表の嶋田善文さん(66)=同市魚屋=らが3年掛かりで取り組んだ。
 「濱煮」は、河畑さんらが大きさやうま味を調整し、加工用に育てたマガキを使用。カキ本来の風味を生かそうと、舞鶴の地酒「池雲」を主体に、本みりんと少量のしょうゆで味付けした。包装も試行錯誤の末、真空パックにして冷蔵で長期保存できるようにした。
 河畑さんは「手を掛けておいしく育ったカキをより多くの人に食べてもらえたら」と期待する。1袋5~7個入り70グラムで700円(税別)。問い合わせは鶴昇丸0773(68)2303。