子どもたちも参加した曳初めで、ゆっくりと進む北観音山(20日、京都市中京区新町通六角下ル)

子どもたちも参加した曳初めで、ゆっくりと進む北観音山(20日、京都市中京区新町通六角下ル)

 祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行(24日)を前に、組み上がって懸装品(けそうひん)で飾り付けた山や鉾を試しに動かす「曳初(ひきぞ)め」が20日、京都市中心部の四つの山鉾町であった。土曜とあって多くの観光客が参加し伝統行事に触れた。

 曳初めは北観音山、南観音山、八幡山、大船鉾で行われた。北観音山には外国人を含む約400人が綱を手に並んだ。コンチキチンの祇園囃子(ばやし)が響く中、音頭取りの「エーンヤーラーヤー」の合図で山がゆっくりと動き出し、新町通の三条-四条間を往復した。

 中国から友人と訪れた李茜さん(28)は「大きな山が動く迫力は直接見ないと分からない。飾りもとてもきれい。貴重な体験ができた」と話した。

 21日は橋弁慶山で舁初(かきぞ)めがある。