西山美香さん

西山美香さん

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、男性患者の人工呼吸器を外して死亡させたとして殺人罪で服役後、再審開始が確定した元看護助手西山美香さん(39)の再審公判に向け、検察側が新たに52点の証拠開示に応じたことを弁護団が6日、明らかにした。弁護団は「真相究明のため、残された期間、できる限り開示を求める」としている。


 弁護団によると、11月29日に大津地検が、西山さんの取り調べ状況の捜査報告書や病院関係者の供述調書などを開示した。三者協議が始まった4月以降、地検が開示した証拠は計184点になった。
 一方、再審開始確定後、捜査側が新たに作成した第一発見者の看護師の供述調書などは含まれなかった。弁護団は今月3日、地検に書面で開示を要請。地検は一部を閲覧で対応する、と答えたという。
 公判は来年2月3日から始まる。弁護団長の井戸謙一弁護士は「証拠開示については年内で一定のめどを付けたい。どうしても必要な証拠は裁判所にも開示を強く促してもらう」と述べた。