塚本能交氏

塚本能交氏

 京都商工会議所は22日までに、立石義雄会頭(79)=オムロン名誉会長=の後継会頭を、塚本能交副会頭(71)=ワコールホールディングス会長=に決め、時期をみて交代する方針を固めた。立石会頭は当面続投するが、準備が整い次第交代する。23日に開く常議員会、通常議員総会で後継指名を表明する。

 現在4期目の立石会頭の任期満了は今年10月末までだが、その後も当面は続投して交代の時期を調整しながら、途中で塚本副会頭に後任を引き継ぐ予定。

 立石会頭は、村田純一氏(村田機械会長)の後任として、2007年5月に副会頭から会頭就任。「知恵産業のまち・京都」を掲げて、京都らしいアイデアや自社の強みを重視した中小企業振興に力を注いできた。また、京都の経済団体のリーダーシップをとって約50団体が集結する京都経済センター(京都市下京区)の開設構想の推進に尽力し、今年3月のグランドオープンを実現した。塚本氏に引き継いで退任した後は、兼任する「京都知恵産業創造の森」の理事長としてセンター運営に力を尽くす予定。

 次期会頭となる塚本氏は、ワコール創業者で京商会頭も務めた故塚本幸一氏の長男。京都市出身で芦屋大卒業後、1972年にワコール入社。取締役、常務、副社長、社長、ワコールホールディングス(HD)社長などを経て現在ワコールHD会長。京商では2007年に副会頭に就任。京都ブランド推進特別委員会委員長などの要職で活躍し、ワコールを拡大した経営手腕を生かして立石体制を支えてきた。